戦士たちよ クールな紳士たれ!
- 作者: ツジトモ,綱本将也
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/01/21
- メディア: コミック
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書く書く詐欺ばかりで不甲斐ない・・・。できるだけ1冊の漫画で1エントリにしたいけど今後はまとめて感想書くかもしれません。
さて、GK最新刊です。
このシリーズの感想をここで書くのは初めてでしょうか?最近はびーえるや少女漫画ばかり読んでいますが、もともとは少年漫画や青年漫画が大好きで、漫画経験としてはそちらのほうが多いくらいです。しかしサッカー漫画を真剣に読むのは久しぶりなうえ、今までにない形のサッカー漫画なのでとても新鮮な気持ちで楽しんでいます。
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今巻で印象的だったのはベンチ入りしていない選手がボードでピッチ上の選手にメッセージを送るというくだり。その裏には、達海監督が選手達にかけた言葉と行動があった。達海監督の言葉がこんなにも力も持って響くのは、彼がほんとうに選手たちのことをちゃんと見ているんだということや、彼自身の全てをチームの勝利のために費やしているということがエピソードとして丁寧に描きこまれているからなんですよね。自分が努力して成長したはずの部分を見出してもらえる喜びや、周囲に見せることのできない憤りを掬いあげてもらえる嬉しさ。そういった思いを抱く経験というのはもちろんサッカーのみならず多くのことに共通していて、だからサッカーがよくわからないわたしにも、達海監督の指導者としての魅力がよく伝わってきます。
少年漫画であったなら、主人公が強大な敵にぶちあたってはその力を伸ばしていく、見出していく、というのがセオリーですが、今後達海監督自身の苦悩と成長のエピソードが描かれたりもするのでしょうか。今のところ苦悩と成長という部分は選手たち、特に椿くんが存分に背負っている気がしますが(笑)、その点にも非常に興味がありますね!
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アニメ版では王子ことルイジ吉田氏を小野さんが演じられているのですが、小野さんはほんとうに面倒くさくて胡散臭い美形がぴったりハマりますね!王子も小野さんも大好きなので嬉しいかぎり^^!